神奈川県の辻堂・茅ヶ崎市の整体院

コロナ禍の中で

「整体法」で読む「新型コロナ」第8回(1)三密での基本が乱れている

2020.07.17 | コロナ禍の中で

前回のマスクの記事で、まだお伝えしたいことがあるのですが、読者の方から取り上げて欲しいことがあるとの連絡がありましたので、今回はその話をすることにします。

4か月ぶりのランチの場で

最近遠ざかっていた患者さんですが、私のコロナに関するブログを目にし、メールを送られてきました。コロナの感染が続く中で外食を控えていたとのことでしたが、緊急事態宣言が解除されてから1か月以上過ぎたこともあり、ご夫婦で4か月ぶりにレストランでランチを頂くことになったそうです。
予約してあったレストランでは、入り口はドアが開け放たれており、換気には十分注意されているなあと感じられたそうです。ところが中に入ってみると、席数は少し減らされてはいるものの、テーブルでは向かい合わせで着席しており、しかもお客さんは誰もマスクはしておらず、かなり賑やかな雰囲気が伝わってきたとのこと。

食事中にマスクを外すのは当然ですが、かなり大きな声で会話されていたようです。少し不安を感じながらも席に着いたとのことですが、隣の席の30~40代の女性グループが大笑いをしたり、かなり大きな声で話をされていたとのことです。不安を超え、恐怖にも近い気持ちで急いで食事をし、食べ終えるや否や、会計を済ませて出たそうです。

店側の努力も水の泡?

この話を聞いて、これは偶々そうした人達が入っていたからなのでは?と思いました。そこで、私も妻と数ヶ月ぶりに以前よく行っていたレストランに行ってみました。その結果・・入口を入った瞬間に、「やめた」と妻に伝え、踵を返しそのまま帰りました。お気に入りのレストランでしたが、以前にも増して賑やかな雰囲気で、客同士が大きな声で話したり、大笑いしていました。
妻は「東京の繁華街と違って、この辺はママ友で占領されているけど、こんなご時世でも女はお喋りで花が咲くのね」と不安を滲ませつつも、せっかくのランチを頂けなかったことを残念がっていました。

このコロナの過酷な状況の中、店側が最大限の努力をされているのはわかりましたが、ランチタイムは女性同士やグループが食事とお喋りの場になっているのは、コロナ感染になる前と全く変わっていません。
発散の場となるのはわからないではありませんが、多くの職場や通勤電車の中で息苦しさに耐えつつもマスクをしながら、余計な話もせずに頑張っている人たちの姿を思い浮かべると、どうしても頭を傾けずにはいられません。

女性は複数になると本当によくお喋りをされます。けれども、再び感染が広まりつつある最近の状況を見れば、こうした場での大声での会話は慎んでもらいたいところです。

 

外食先でのお喋りマナー

コロナ感染が始まってから、多くのお店は経営がひっ迫しており、その努力を無にしないためにも食事中は食べることに専念し、食後のお喋りの際にはマスクをしながら楽しんでもらえれば、周りの客も安心できるはずですし、こうした場での感染もかなり防ぐことにもなるはずです。
感染経路不明の感染者がかなり増えており、しかも無症状であることは忘れてはいけないでしょう。せっかくの食事の場を楽しむには、お互いの気づかいは必須です。

食事中はマスクを外す以上、お喋りは食後にマスクをしてから楽しむことが、ウイズ・コロナの今では予防対策なのですから。でも、本当は食事の時はお喋りも楽しみたいですよね。そのためにも、こうした場での感染対策マナーを続けていけば、いつの日かレストランでお喋りも楽しめるのではないでしょうか。

明けない夜はない

日はまた昇る

コロナはきっと終息する・・

そう信じて、いま、この時を過ごしていきましょう。

 

 第8回(2)「通勤電車での三密」に続く

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