神奈川県の辻堂・茅ヶ崎市の整体院

コロナ禍の中で

「整体法」で読む「新型コロナ」 第2回「風邪を引く」ということ【1】

2020.05.04 | コロナ禍の中で

そもそも風邪とは?

新型コロナウイルスと呼ばれる今回のウイルス。そもそも元のコロナウイルス自体、風邪の原因となるウイルスの一つであり、以前海外で広まったSARSもそのコロナが変異したものとのこと。通常の風邪がここまで重症な肺炎を伴うことはないので、やはり同列に扱うことはできません。

さて、そうしたウイルスにより発熱や咳、鼻や喉の炎症といった症状を伴うものが風邪と呼ばれているようです。そんな医学的な見方とは別に、整体法で位置づける風邪は決して忌み嫌うものではなく、むしろ体をリセット、リフレッシュするものと観ています。

確かに発熱や咳き込むことは不快を伴うものです。ところが、これまで多くの方の整体指導をしてきたのですが、風邪を引き、うまく経過していくことで、体が大変わりしたケースを、これまで山のように見てきました。

 

「風邪」を「引く」という表現の意味

通常、風邪の感染は「風邪を引く」という表現を使います。「風邪にかかる」「風邪がうつる」とはあまり耳にしませんね。英語でも“Catch Cold” と表現しています。ウイルスによる感染であるのに、何故「かかる」のでなく「引く」という表現なのでしょうね。

「かかる」のは、受け身。それに対して、「引く」主体は自分自身です。どうやら風邪は、たとえそれが無意識であっても、自分の意志で風邪を引きこんでいると、この表現から読み取れます。では、何故風邪を引きこんでいるのでしょうか?
風邪を引く時の状況を思い出してみましょう。多分、次のどれかに当てはまるはずです。

(1)疲れが溜まって抜けない

(2)中長期に渡っていた仕事などの集中が途切れた時

(3)季節の変わり目

どうですか。そういえばそうだなあ、と思われるのでは?逆に、これらに当てはまらい時には、たとえ自分の周りで風邪を引いている人がいても、風邪を引かないのでは?
風邪を引く時の条件は、ズバリ、体の中心が崩れてきて、体の中に極端な左右差が現れている時に「風邪を引く」のです。

 

 第2回「風邪を引く」ということ 【2】に続く

 

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