神奈川県の辻堂・茅ヶ崎市の整体院

患者さんの声

ひるまくんのママさん足柄上郡 35歳 女性

妊娠中の腰痛から訪問

IMG_20141122_145945561現在6か月の息子の育児中です。
上村先生に初めてお世話になったのは、妊娠6か月の平成26年1月、積雪が残る日でした。
朝、職場で前かがみで掃除をしていたところ、背中に張るような嫌な感じから午後には強い腰痛に。
3日間は起き上がるのもやっと、妊婦には薬も湿布もよくないということで、これはまずいと勉強熱心な友人に相談したところ、井本整体の本を紹介してもらいました。
井本先生の妊娠出産育児の本が興味深く、とても感銘を受け、妊娠中も施術を受けられると知り、辻堂にある上村先生の操法室を教えてもらいました。

徐々に歩けるようになったところで電車に乗って初めての施術へ。
清潔な待合室から畳の部屋へ、凛とした佇まいの上村先生が正座で迎えて下さり一礼。
こちらは正座で後ろを向きになり、先生は頭から背中・腰をみている様子。
その後、仰向け・うつ伏せと姿勢を変え、それぞれ痛みや苦しいと感じる部分を治療。また呼吸法も丁寧に教えて下さりました。
印象的なことは、関節を大きく動かすようないわゆる整体のイメージとは全く異なり、必要最低限しか触れていな気がしました。
また、先生の使う言葉を引用させてもらえば『体を読む』と言いましょうか、私への質問などは少なく、あくまで体を読むのに集中されているのが印象的でした。
最後は妊娠中の注意や授乳の仕方までお話があり、とても勉強になりました。

腰痛も便秘も解消!

そして何より驚いたのが施術後の体の反応です。
すぐに腰痛は軽くなり、そして妊娠中ずっと続いていた便秘までもが解消されたのです。
翌日から3日程は下痢に近い状態でしたが、むしろ気持ちがよく、これは大丈夫だと感じました。
腰痛で治療に伺ったのに、その後も自宅での呼吸法を続けると毎日お通じがあり、予想外の効果で全身が軽くなっていきました。

その後3回ほど通うと、先生の方から「もう大丈夫でしょう」ということで、自宅での呼吸法を出産の日まで行い、そして現在も続けています。
お産の最初の方の陣痛の際にも痛み逃しで行い、その影響もあったのか体力温存もできて、しっかり子供が下りてきていたようで、最後の分娩時は気持ちよくいきめて楽な分娩になりました。

私は理学療法士で、当時の仕事は手術後や病気の高齢者や子供のお宅に運転して伺う訪問リハビリでした。
ただ妊娠は初めてで、腰痛の対策として産院に勧められた市販のベルトをして徐々に体を動かすことしかできず、健康に妊娠継続するためにも色々と本を読んだりと情報収集していました。
今回幸いにも先生の施術を受けることができ、ゆったりとした気持ちで妊娠後期を過ごすことができ、仕事は9か月まで続けられました。

整体の素晴らしさを知る

そして何より、周りの経験者から「出産は痛い」などと良い話を殆ど聞けない中、自力で産んだという感覚の満足な出産ができたこと、本当に嬉しく思います。
また、お産は排泄行為だと井本先生の本にもありましたが、今思うとまさしくその通りで、毎日のスムーズな排便が良いお産に繋がったのではと感じています。
息子もすくすく元気に育っており、周りからは「落ち着いていて機嫌がよい」「妊娠中にゆっくりできたのね」とよく言われます。

現在この機会を生かしたいと考え、興味のある方をこちらで集め、少人数での講座を先生にお願いして勉強をさせてもらっています。
上村先生に感謝するとともに、出産前・妊娠前の体作りの大切さも教えて頂いたことで自分も勉強を続け、これから出産する周りの若い女性にもこの事を伝えていけたらと思っています。
本当にありがとうございました。これからもご指導、よろしくお願いいたします。

【コメント】
ひるまくん、本当に可愛らしく、出産後にお会いした時は、私の顔を見てニコニコしていました。そして、思わずお腹に手が行ってしまったのですが、気持ちよさそうにニコリと微笑んできました。お腹にいた時の感覚が蘇えったのかな?
恩師の「妊娠・出産・子育て」の本を読まれ、女性の身体に強く関心を示して頂いたようでして、私もそれに応えられよう指導させていただきました。
本文の中にもあるように、ひるまくんのママの声掛けで、整体の妊娠・出産そして子育てを知りたいお仲間が集まり、出張でミニ講座を開くようにもなりました。中には助産師さんもいて、私も一緒になって楽しませていただいています。
ひるまくんのこれからの成長が本当に楽しみですね。