神奈川県の辻堂・茅ヶ崎市の整体院

整体生活の知恵

整体法で読み解く猛暑の時代の体【2】暑い室内での運動から腎不全になったケース(2)

2020.08.31 | 整体生活の知恵

 操法中に咳が始まった

この方の体の見立てがつき、操法を行っていたところ、後半から咳が出始めました。
操法後に、最近咳があったのかを確認しましたのですが、咳が続くことはあまり覚えがないとのこと。
操法を行うことで体が緩み始めて、体の反応として様々な現象が現れてくる、いわゆる好転反応ということもあり、むしろその咳は止めずにどんどん出すようにアドバイスをしました。

その後、なかなか予約が入ってきませんでしたが、定期的に来られているお母さんから、咳は相変わらず続いていると聞いていました。ただ、私のアドバイスを守り、薬等で咳を止めてはいないそうでした。
数週間後にようやく予約があり、来室されました。

 硬直していた肋骨が緩んでしまった

早速お体の確認に入りましたが、大変驚いてしまいました。
「あれ?!硬くない」
あれほど硬く、スチールのような肋骨が通常の骨の感触になっていたのです。
また、胸椎の5番、10番も変化してきており、まさに「化けた」という感じでした。

操法後、
「あれから全く咳が止まらなくなり、そのうち三日三晩も続いてしまい、仕事も休んでしまいました。ただ、その後はうそのように咳が無くなり、信じられないほど楽になりました。」
とのこと。
この方は、前回もお話したように、汗のかきにくい体であり、毎日のデスクワークや車での通勤からくる体の負担がそれを強調していたようです。それが汗を出す目的で敢えて暑くした部屋の中での運動(この場合はホットヨガでした)を続けた結果、出口を失った汗が小便として排泄するために腎臓に大きく負荷をかけてしまったという経緯がありました。

そもそも暑い最中での運動は、体力のない方や汗が出にくい体では負担が強く、夏場の熱中症と同じ現象を起こしかねません。
このケースのように腎機能のトラブルが起きたり、呼吸器や循環器系にも及びかねない。無理をせずに汗を出すための訓練としては、命がけの行為になりかねません。

 操法で体が緩み、さらに咳をすることで芯から緩む作業に入った
さて、この方は操法を受けたことで、それまで硬く眠ってしまっていた箇所が緩み始め、それがきっかけでさらに体の中からもっと緩もうとする働きに火が付き、それが咳という行為によって硬直した肋骨を緩める作業に入った、と考えられます。

ただ、少しの咳程度では簡単には緩まないため、三日三晩も咳が続いたようです。普通であれば、それだけ咳が続くと薬で抑えてしまうかもしれませんが、しっかりと咳を出し続けたことで、信じられないほど体の硬直が取れてしまったのです。
その後も定期的に来室され、体操や温浴法の指導も行い、汗もよく出るようになりました。
ただ、なかなかここまで変化されるのは難しく、時間も要します。

整体法はただ気になる症状を止めるのではなく、ご本人の元々持っている働きを大事にし、それを引き出すことで変化を促すものです。
あの時、来室されたことで、人生も大きく変わるきっかけになったと思います。

 【3】夏のギックリ腰 に続く

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