神奈川県の辻堂・茅ヶ崎市の整体院

整体生活の知恵

「整体法」で読む「新型コロナ」 第2回「風邪を引く」ということ【4】

2020.05.10 | 整体生活の知恵

熱、咳、クシャミで体が緩むと・・

風邪を引き、上手に経過させると、体が緩み、それまで抱えていた体の不調やトラブルまでもが薄らいでいく、という現象が起こります。それはまるで体が脱皮するような感じであり、リフレッシュした状態になっている感覚です。これこそが、整体と言えるでしょう。

免疫の働きで体が発した熱は、力がかかり過ぎて緩まない箇所の痞え(つかえ)を外し、硬直したものが緩んできます。また、咳やクシャミも硬直した胸部や肋骨に一瞬力を加えることで、そうした箇所を緩めてきます。

酷かった腰痛や肩のコリ、様々な関節痛、また疲れ目や肌つやといったものまでもが楽になったり変化してきた例は、数え切れません。逆に、風邪を引くといつも通り(?)薬で症状を和らげようとしていると、熱や咳、クシャミを緩和してしまうため、思うようなリセットが出来ず仕舞いになることもあります。整体では、風邪を引いたら余計なことはせず、その際には腕仕事や細かい指先での作業、加重労働をできるだけ控えれば肺炎に進むこともなく、体の自然調整作業がスムースに行われます。

注意したいことは、風邪の引き終わりに熱が平熱以下になった時です。この時点では、まだ経過したわけでなく、無理なことは一切行わず、その後平熱に戻った時が風邪の終了となります。せっかく引いた風邪がこの最後の休息をちゃんと取るかどうかで、上手に引けたかどうかが決まります。この辺りのことはまたいずれ別のテーマで書こうと思います。

さて、実際に風邪を上手く引いて、整体の体に変化した例を次にご紹介します。

 

風邪を上手に引くと・・

私が鎌倉市の大船で開業していた頃のこと。まだ私も認定指導者になる前で、整体のプロとしては1年生。まだまだ「体を読む」というのには程遠く、とにかく習ってきたことを一通り行い、操法には1時間もかかっていた頃でした。

そんな開業まもない頃に、当時よく通われていた30歳前後の女性がいました。今は行なっていませんが、簡単な問診をした際に「春先になると花粉症が酷く、マスクは部屋の中でも着けっぱなしで、外出時にはゴーグルのような眼鏡もしている」とのことでした。その方が、初回の操法から1週間後に予約を入れていたのですが、当日、「大風邪を引いてしまい、お休みさせて欲しい」との電話がありました。よく聞いてみると、40度の熱が出たとのこと。その電話で、風邪を引いた際の注意点やアドバイスを伝えておきました。

翌週、再度予約が入り、早速体を観させてもらったのですが、その変化に驚かされました。体全体が大きく緩んでいると同時に、とても引き締まった感じに変化していたのです。整体の授業で、風邪を引くと大化けする、ということを学んではいたのですが、開業早々にそのことが手と目で確認したことで、この整体は凄い!本物だ!と深く感じ入ったことを思い出します。

その後も、定期的に通われていたのですが、春先に入った頃、彼女がマスクをして入ってきたのです。「あれ?あれだけの大風邪を引いたのに、なんでだろう・・」と思いながらも、操法を行いました。終わり際に、「いつもの年ならこの時期は外にも出られなかったのが、こうして出て来られました。マスクは一応、用心のためです。」とのことでした。

整体操法を通して、体が緩むきっかけとなり、その後すぐに風邪を引き、花粉症までもが楽になったというケースでした。

 

 第2回「風邪を引く」ということ 【5】に続く

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